2020年が始まりまして1ヶ月が経過しました。ついては、この1ヶ月の投資状況を公開します。
ご存知の通り、年末から株価は上昇の一途を辿っていたものの、新型コロナウイルスの関係で年明け早々混乱を来している状況です。サラリーマン投資家にとっては、攻めるべきか守りに徹するべきか、非常に悩ましい状況になっていると言えます。
筆者自身、この状況を好機と捉えていましたが、守りに入るべきだったかと思い始めています…
2020年1月に関しては国内株式のみ動きがありましたので、そちらだけ。以前の投稿の通り、楽天カード + NISA枠を利用した投資信託の積立投資は継続しています。
買い増しした銘柄
先述通り、非常に悩ましい状況ではありましたが、拾うものは拾おうということで、それなりに追加投資を行い、値戻ししたタイミングでいくつか利益を出しました。主なものですが、筆者のポートフォリオ内で含み益をかなり出していたキヤノンが、決算発表の結果かなり値を下げたので200株追加しています。(その後さらに下落したため、結果として含み損となっている状況ですが・・・)
さらにJAL(日本航空)も100株追加しています。こちらも完全に読みを外しています。新型コロナの影響がここまで出ると思ってはいなかったため、こちらも含み損が拡大することに陥っています。
実現損益
今月の利益に寄与したのは、年末に仕込んだコナミホールディングスと、関西電力です。
コナミホールディングスはこれまで定期的に5000円を境に上下するトレンドだったのですが、4500円を下回ってきたタイミングで仕込んでおきました。そのままズルズル落ち込んでいったのですが、一瞬浮上したタイミングで売却、これはラッキーでした。
関西電力は下落したタイミングで300株を仕込んでおいたのですが、これが1月でかなり値を上げています。上がり基調の途中で利益確定してしまったため、わずかな売却益で終わってしまったところは残念でした。
惜しいことをしたのはネットワンシステムズです。ネットワンシステムズについては、架空取引の発覚がニュースで大体的に報じられたのを契機として急落したタイミングで拾いました。影響が不明ではありましたが、業績としては悪くなかったため、いい選択肢だったと思います。しかしながら、あまりにも価格変動が激しかったため、少しの利益で確定してしまいました。2月半ばに、ほぼ元の価格に戻っていきましたので、損はしていませんが、もう少し粘ればかなりの利益に繋がりましたので、売り時を誤ったかもしれません。
不祥事で急落した場合は戻りが難しいです。関係する東芝や日鉄ソリューションズも未だに価格の上下が激しいですし、こうなると資金力に限りのあるサラリーマン投資家は厳しいですね。下手に手を出すと火傷すると思いますので、避けた方が無難と言えるでしょう。
ということで、2020年の滑り出しとしてはまずまずのように見えていますが、新型コロナの影響で保持している銘柄で含み損が拡大しているため、実質的にはマイナススタートとなっています。影響がどこで収束するか、これにかかっていると思います。